自分と言葉についての考察、いろいろ書いてきてみたけども、さらに続きます。
改めていろいろ言葉について考えてきて、びっくりしたのが、
自分が、思った以上に「言葉」を意識できていなかったこと!!
伝えるの好きだし、
説明わかりやすいって言われるし、
相手に合わせて伝えるのうまいって言われるし、
言葉については、自分は意識できている方だと思っていたわけですよ。
それが、全然足りないよね!となった。
特にそれを感じたのが
言葉を言い換えてみる、というのをやろうとしているとき。
日々使っている、聞いている言葉を、言い換えてみるのをしてみよう、
と言われたときは
できそうだな、と思ったのです。
なぜなら、
言い換える、というのは、私は日々の仕事でよくやっているから。
人と人との間に入って話を伝えたり調整したりが多いので
受けた内容を、渡す先に合わせて変換、みたいなことをしているわけです。
単語や表現などを、相手に合わせて変えていて、
それが、わかりやすいとか伝えるのうまいとか言われるところ、のはず。
なのに、
日々話してて聞いてて、言い換える、ということそのものがほとんどできない。
ときどき、言い換えたり、言い換える言葉を考えたりすることもあるけども
それは、口にしたり目にしたり耳にしたりした言葉が、なんか違和感があったときで。
違和感を感じるのは
普通にしててなんとなくざらっとした感じのときと
特に注意して伝え方考える必要があるとき、表現について確認や相談されたとき、で
そういう、言い換えてみる必要があるときでないと、言い換える言葉が出てこないのです。
というか、
この言葉言い換えられる、がなかなか見つからない。
注意して意識した状態でいると、言葉に気づいて言い換えができる、ということは
言い換えができない、言い換える言葉が見つからない、というのは
違和感がないときには、言葉を発するときも受けるときも結構流している、ということで。
全然言葉を意識できてないじゃん!!と思いました…
意識しているつもりで、言葉の言い換えをしているつもりで、
仕事だったり身近な人だったりの限定された範囲での
限定された話の中での特定の言葉や表現の似たような言い換えしかしてなかった、
ということなんだろう。
限定された中での言葉の扱いが多くて
意識を向けるのにも、言い換えるのにも
語彙が圧倒的に足りていない、というわけです。
語彙も、少ないわけではない、と思っていたので
(本よく読んでた方だし、昔は語彙多いと言われたりもしたし、
読んだり聞いたりしていてわからないということがほとんどないので)
そんなに足りないんだな、ということも、がーんとなったひとつでした…
言葉を、
読んだり聞いたりしてわかる、というのと
自分で使える、というのは
全然別のことってことですね。
なので
語彙の幅広いインプットはもちろん必要だけど
アウトプットも同じくらいかそれ以上していかないと身につかない。
言い換えてみる、というのが、アウトプットのひとつでもあるけども。
言葉をもっと意識することも、語彙を増やすことも、
自分の表現を豊かに、よりわかりやすく正確にしていくことだし
伝えること、コミュニケーションをよりスムーズにしていくことなので
そこはほんとがんばりたいなと思います!!